岩屋越(真砂坂)

岩屋越特定できず(2016.12.3)

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岩屋越推定地
岩屋越(真砂坂)は加賀市の一番奥にあった集落真砂と勝山市岩屋を結んだ峠。真砂の人々は昔は他の地域に出るためにはこの峠を越えるしかなかった。真砂の人々にとって命綱ともいえる峠だった。今は廃村となっている真砂は小さな集落で、この峠も通行量は少なかったと思われるため、峠の痕跡は薄いと思われた。そのため、今回で3回目の挑戦だったが、結局その場所を特定することはできなかった。古い地図でその場所を確認。念入りに下準備をし、協力者も得て出かけたが、峠のある尾根筋は激藪。その位置に到達したが藪に阻まれ、峠の痕跡を見つけることなく、撤退を強いられた。

>>今回歩いたルート
>>詳細記録(U字倶楽部)へ




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県境にある駐車スペース
真砂集落跡から林道を進み、福井・石川県境までやって来た。ここには駐車スペースがあり、何台か駐車できる。ここから丸岡町竹田に下りていく林道も整備されたようで(舗装はされていない)が、きれいになっていた。帰りはこちら側の林道を下りようかとも思ったが、竹田まで下りて行けるという情報を得ていなかったので、敬遠した。

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みつまた山登山口
みつまた山登山口は駐車スペースから林道を少し戻った所にある。今日は三ツ尾(三角点)、みつまた山経由で、横谷山まで行き、そこから藪漕ぎし峠に到達する計画だ。

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三ツ尾(三角点)、みつまた山を望む
登山道途中からこれから行く、三ツ尾、みつまた山が見えてきた。

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熊笹が登山道を覆う
この登山道は3,4年前に開発されたはずだが、すでに熊笹が道を覆っていた。しかし、踏み跡はしっかりしており、迷うことはない。

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三ツ尾より白山を望む
今日は絶好の登山日和、青い空の下、白山が白く輝いていた。

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三ツ尾より加賀平野を望む

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みつまた山山頂
三ツ尾からみつまた山へ。ここから方向を変え、横谷山を目指す。

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みつまた山から横谷山に至る登山道
みつまた山から横谷山に至る登山道はブナの灌木が立ち並んでおり、いつもは薄暗いが、この時期は葉っぱが落ち、日が当たる気持ちのいい山道歩きとなった。

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横谷山
登山道途中から横谷山を望む。横谷山はここから見ると、きれいな円錐形をしている。

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峠道があった谷を望む(岩屋側)
岩屋越の峠道は岩屋から上記写真の谷筋を登って来ていた。この谷はかなり険しく、この道を歩くのはかなり大変だったと思われる。

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横谷山山頂
1時間半ほどで横谷山山頂にやって来た。軽い昼食を取り、さっそく峠の探索に入る。ここからは道がなく、藪漕ぎだ。

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横谷山の標識

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白山連峰を望む(横谷山より)

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途中にある大岩
過去に2回、この辺を歩き回っているので、地理には詳しくなった。峠に至る尾根筋にはこの大岩があり、良い目印となる。この岩の下にははっきりした旧登山道(尾根道)の跡が残っている。

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薄っすら残っている旧登山道
尾根筋は濃い笹藪で覆われているが、その下には薄っすら登山道の跡が残っている。

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尾根筋の様子
ひどい笹藪だが、この辺りはまだ歩きやすかった。しかし、この後灌木が目立ち始め、中々前に進めない。灌木を避け、一段下をトラバースして進むしかなかいところもあり、かなり時間がかかった。

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岩屋越推定地
尾根を外さずに進み、岩屋越があったと思う地点にやって来た。しかし、掘れた峠の跡は見つからない。その周辺を探索し、さらに尾根を進んでみたが、峠や峠道らしい痕跡はなかった。尾根が少し下り坂になるところまで進んでみたが、そこにも痕跡はなかった。そこからは更に藪がひどくなり、また時間も無くなってきたので、ここまでとした。

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人工的に掘られた斜面
帰り道も痕跡を探しながら歩いたが、それらしいものは見つけられなかった。上記写真に薄っすら人工的に削られたようなところがあったが、峠や峠道の痕跡というにはあまりにも淡い。

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ここにも峠道があったと思われるが痕跡はない
昭和初期の地形図を見ると、横谷山直下から真北に伸びる尾根筋にも峠道が記載されている。前回その道を少し下りて行ったら、深く掘れた道跡があった。その道も今日歩いた県境尾根に到達していたはずなので、その峠道と尾根が交差していたと思われる辺りを探索してみたが、峠らしきものも、峠道らしきものもその痕跡は見つけられなかった。冬は日が短い。3時までには山を下りようと思っていたが、峠発見の未練が残り、時間がかなりオーバー。登山口に下りてきたのは4時だった。



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.03 2016 峠歩き comment0 trackback0

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