高須道

石畳の道発見(2017.01.27)

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竹林の中にひっそり残っていた石畳道
先日行った清水平辺りのの古い地図を眺めていたら、棗から高須を通り清水平に至る道が記載されていた。その道は今高須のほうに登っていくルートとは違っていたので、興味を持ち、その道を歩いてみることにした。

>>今回歩いたルート
>>詳細記録(U字倶楽部)へ




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田ノ頭町から高須坂(仮称)を望む
福井市内から鷹巣海岸に至る国道416号線を走ると、左側に低い山が見えてくる。昔はその山を越えて高須に向かうルートが使われていたようだ。江戸時代の地図を見ると、現在高須に至るメインルートとなっている、市ノ瀬を通って高須に至る道は描かれておらず、田ノ頭から山を越える道が記載されている。その道(ここではその道を高須道、田ノ頭から登っていく峠道を高須坂と呼ぶことにする)を探そうと、田ノ頭にやって来たが、入口が解らなかったので、反対側に廻ってみることに。高須道は田ノ頭から山を越え、高須川が流れている谷に降り、川に沿って高須に至ったようだ。

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ここを入って行く
高須川に沿って登っていく道(今は高須に至るメインルートとなっている)に廻り、高須坂の反対側に廻ってみると、山の中に入って行く道があったので、そこを登っていった。

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水田内の道を一番上へ
そこを入って行くとすぐに水田が見えてきた。この辺りでよく見る山の中の水田だ。かなり広く、1町歩位はありそうだ。田んぼの中の道を一番上までやってくると、そこで道が細くなったので、車を置いて歩くことに。

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高須坂の峠
そこから山の鞍部はすぐだった。そこからは下りとなっていたから、峠と言っていい場所だ。近年になって造られたと思われる広い道の横に細い道があったから、それが旧道だと思われる。

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田ノ頭に下りて行く古道
田ノ頭に下りて行く林道のそばに旧道らしき道があった。なお、田ノ頭側の林道は荒れており、車の通行は不能だ。

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高須に至る古道入口
古い地図ではどうも昔の道は今登って来た道ではなく、途中からまた一つ小さな山を越え高須川沿いに出ていたようなので、そちらのほうに向かう。そこには新しい林道が縦横無尽に走っていたが、少し掘れたそれらしい古道がまっすぐ山のほうに登っていたので、そこを歩いてみると、石畳の道が現れた。

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石畳道
ひどく荒れており、今は人も立ち入らないような場所だが、竹林の中に立派な石畳の古道がひっそり眠っていた。福井県内で石畳の道が残っているのは珍しい。私が知る限り、木ノ芽峠の途中に少し石畳が残っているのと、石川県の白峰に至る谷峠道にも少し残っていたくらいだ。道幅もかなり広く、一間ほどあり、昔はかなり重要な道だったことが解る。

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石畳の様子


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山中の田園全景


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石畳道はここに出てきたか
石畳道を下りて行ったが、途中から歩ける状態でなくなったので、反対側に廻ってみたら、それらしい入口があったが、ここに出て来ていたかどうかは詳しく調べてみないと解らない。いずれにせよ、こんな辺鄙な山中にひっそりと立派な石畳道が残っていたのには驚いた。江戸時代にはこの道が重要だったのだろうと思う。



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.27 2017 古道歩き comment0 trackback0

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