野波坂(仮称)

福井市芦見地区の峠を探索

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芦見地区に至る道路
福井市芦見地区は芦見川沿いに広がる美しい山村だ。昔は芦見村と言い、7集落があった。芦見地区は周りを山に囲まれており、昔は近隣の村と交流するための山越えの道がたくさん存在していた。大野に出る九十九廻坂、勝山市鹿谷にでる芦見坂、永平寺町吉峰寺に出る吉峰坂、美濃街道に出る仁位坂。その他に今回行った野波坂(仮称)と所谷から縫原に抜ける縫原坂(仮称)があった。今回、野波坂と縫原坂に行くつもりだったが、藪がひどく野波坂だけに終わった。

>>今回歩いたルート
>>詳細記録(U字倶楽部へ)
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皿谷集落
芦見地区の一番奥、皿谷集落にやってくる。

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峠道入口
ここを左に行けば、九十九廻坂トンネルをくぐり、大野に出れる。今日は下から巡視路を歩いて峠にアプローチするつもりだったかが、峠があると思われる方向に林道があったので、そこを進んでみることにした。

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野波坂(巡視路)入口
車で5分ほど走ると、道が大きくUターンするところがあり、そこに上記のような標識があった。ひとつは鉄塔巡視路の標識で、もうひとつは字が消えてよく読めなかったが、NTTの無線電波塔と書いてあるようだ。ここから巡視路を使って峠のある尾根まで行けるはずなので、ここから歩き出す。

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沢沿いの道
道は沢沿いに続いていたが、これが元の峠道だと思われる。途中山菜取りの人にお会いした。こんなところで、人に会えるとは思わなかったが、帰りにも山菜取りの人にお会いしたから、このあたりは穴場なのかもしれない。

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堰堤
しばらく歩いていくと、堰堤に出た。ここまで林道も上がってきており、先ほどの林道を更に上がってくるとここまで来れたようだ。

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巡視路分岐(右へ)
堰堤脇の道を上がっていくとすぐに巡視路分岐が現れた。162号、163号となっていた。左に行ってみたが、峠に行くには右に行くのが正解だった。162号鉄塔のほうに行ってみたが、その鉄塔がある尾根筋は峠のある稜線尾根ではなかったので引き返す。なお、その尾根筋を少し登っていったところに昔の峠道が上がってきていたようだ。

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163号鉄塔
巡視路分岐に戻り、163号鉄塔を目指すと、10分ほどで鉄塔に着いた。ここの鉄塔を見ると加賀幹線と書かれてあった。

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164号鉄塔が見えてくる
更に巡視路を登っていくと、前に164号鉄塔が見えてきた。どうもその鉄塔がある稜線尾根に目的の峠があるようだ。ここからしばらくは木が伐採されており、直射日光が当たって暑い。164号鉄塔までそれほどの距離ではなかったが、暑くてバテてしまった。ここ連日暑い日が続いており、この日も30度を超えていたようだ。

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白山を遠望
途中から展望が開け、白山が遠望できた。

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164号鉄塔
バテバテで164号鉄塔に到着した。ここの鉄塔だけ赤白だ。大きなピークにある背の高い鉄塔は赤白になるようだ。鉄塔下は直射日光が当たって暑いので、一歩下りた木陰で体力の回復を待つ。

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ここから藪に突入
今日は野波坂と縫原坂に行くつもりだったが、この尾根筋は雑木林で藪がひどく、距離のある縫原坂は後にし、野波坂のある東の尾根に進む。

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藪道の様子
木々がかなり繁茂していて歩きにくいが、はっきりした踏み跡が残っており、藪の濃さとしては5段階評価で3くらいだ。途中、池のような大きなヌタ場があった。

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野波坂峠
藪に突入して15分。峠に到達した。ここには掘れた峠はないが、両側から道が上がってきており、ここが峠に間違いないようだ。大きな木が何本か生えており、また少し広場になっていたからそれなりの雰囲気がある。

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微かな峠道の痕跡が
野波集落側の峠道のほうが道の痕跡は濃かったが、急斜面で道が崩れており、すぐに崖のようになったところがあり、下りて行くのは諦めた。皿谷側のほうの痕跡は薄く、殆ど道だと思われるものは認識できなかったが、こちら側は急斜面を少し下りて行くと、尾根が見えていたから、そこを進んでいたようだ。
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反対側の尾根道入口
164号鉄塔まで戻ったが、まだ時間があったので、反対(西)側の尾根を歩いてみる。

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人工物が(NTT無線鉄塔跡か?)
すると、すぐにコンクリートの人工物が現れた。丸い穴が開いたコンクリートの土台があったから、ここにNTTの無線電波塔があったのではないかと思われる。ここまではそれほどの藪ではなかったが、ここから先は藪が濃くなり、5段階評価の4くらいの藪となり、進むのが遅くなってきた。縫原坂まで行けるとは思っていなかったが、途中にその名も物騒な「熊登」という三角点があるので、そこまで行ってみたが、三角点の標柱は発見できなかった。

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鉄塔が並ぶ
帰り道、鉄塔がきれいに並ぶのが見えた。2本目(162号)の鉄塔がある尾根を右に登って行ったところが峠だ。谷筋を登ってきた峠道は途中から左に曲がり、162号鉄塔がある尾根に到達し、その尾根を歩いて峠に到達していたようだ。

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巡視路の鉄製橋
162号・163号鉄塔巡視路分岐からすぐのところにある、上記鉄製の橋が架かる沢筋に道があったと思われる。

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峠道はここを通っていた?
峠道は鉄製の橋がある沢筋を登っていき、途中から左の尾根に取り付いたようだが、橋の上から見た限りその痕跡はなかった。

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下に堰堤が見えてくる
巡視路から下に堰堤が見えてくる。この辺りの巡視路が昔は峠道だったようだ。芦見地区から美濃街道(越美北線が通る谷)に出るには同じ尾根筋を越えていた仁位坂があり、そこがメインに使われていたようだから、峠の痕跡は薄かったが、途中まで巡視路として使われているので、昔の峠道を歩けたのは幸いだった。縫原坂にも行ってみたいが、今日歩いた尾根筋からアプローチするには困難が予想される。途中まで下から林道が上がってきているので、それを利用するしかないようだ。



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.23 2017 峠歩き comment0 trackback0

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