竜興寺坂

竜興寺坂(竜興寺跡に行き着かず・2012.2.22)

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竜興寺坂は7、8年前に歩いたが道が解からず竜興寺跡まで行き着けなかったので、その内歩こうと思ってそのままになっていたが、ネットを検索していたら登山道が新しく整備されたようなので再度歩いてみる気になった。登山道入口は大安禅寺近くの九頭竜川のほとり。立派な石碑や案内板があり、4、5台停められる駐車場もある。 新しく案内地図が出ていたが大雑把なもので詳しく解からないが、どうにかなるだろうと安易な気持ちで出発する。

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坂を上がって行くと、最初の鉄塔が現れる。北陸電力の川西線5号鉄塔だ。

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ここまでもところどころに掘れた道があったが、最初の鉄塔を過ぎた辺りでかなり深く掘れた道が現れる。室町中期の創建という竜興寺の歴史を感じさせる道だ。

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しばらく行くと、6号鉄塔が現れる。

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ここからは展望が開け、坂井平野が見渡せた。ここから積雪がひどくなり、ワカンを着ける。

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歩き出してから40分ほどで山の斜面にぶつかると、7号鉄塔の案内板があり、巡視路は右折し、180度ターンするように進んでいる。しかし、竜興寺へはここから巡視路と別れ、左の道を進んだ(ただし、正面の斜面にも薄い踏み跡のようなものがあり、こちらが本道だったのかもしれない)。

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雪があって解からなかったが以前来た時はここからは薮漕ぎ状態だった。その道をまっすぐ進んで行くと道は山に登って行くようになっていたが、ピンクのリボンがあり、右に折れ山の斜面を進んで行くようになっていたので、そのリボンに従い進んで行くことにした(注:この地点に到達する途中にも枝分かれした道があった)。歩きにくい山の斜面をトラバースして進んで行くと、下に水溜りのような池が現れた。これが案内地図に載っていた池のようだ(ただし、後で調べたら、竜興寺跡と推定される地点の近くにも池があり、この池は全く関係ないのかもしれない)。水深は浅く、雨が降らないと枯れてしまいそうだ。

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ピンクのリボンはかなり歩きづらいところを進んでいたが、ほかに手掛かりはなく、忠実にリボンをなぞって歩いて行くと切り開きの尾根道に出た。最近切り開いたような跡があったので、この道が竜興寺に続く道だと信じ進んで行く。

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その後もリボンの後をついて行ったが、その内道らしきものはなくなり、薮の中の歩きづらいところを歩くようになった。ここに来て、このリボンが竜興寺への道を示しているのではないのではないかとの疑問が生じてきた。そのままリボンについて行き、1時間ほど薮の中をさまよったが一向に竜興寺跡に行き着かない。今日は午後からの出発だったのでかなり時間が遅くなってきた。その内、広い平坦な尾根に出たが、そこでリボンが見当たらなくなってしまった。その辺を探し回ると、深く掘れた道跡が現れた。竜興寺は明らかに西の方角だが、今日は午後からの出発だったので、もう余り時間がないし、地図も持ってこなかったので、いま自分がどこを歩いているのかも解からない。竜興寺跡は諦め、その道を東のほうに降りて行くことにした。

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その内、道はかなり深く掘れた歴史を感じさせる道となった。立派な道なので地形図に破線で示されている道かと思ったが、帰って地図を調べたところ、そうではないようにも思えるが未だに確認は取れていない。しばらくその道を降りて行くと、先ほどあったピンクのリボンが現れた。リボンはしばらくその道と平行して続いていたが、途中から谷状の斜面を上がって行くようになっていた。帰り道とは方向が違ったので、リボンを無視し道跡を降りて行くことにした(なお、リボンは明らかに竜興寺跡とは方向が違うようだ)。

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道はあっちに行ったり、こっちに行ったりでまっすぐ下に降りて行く気配はなかったが道跡を見落とさないように歩いていると鉄塔が現れた。先ほど歩いた川西線の8号鉄塔だ。

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そこからは巡視路をたどり、下に降りることにした。なお、鉄塔の下から東のほうにも掘れた道が降りて行っていたが薮がひどそうなので敬遠した。巡視路に従って急坂を降りて行くとすぐに荒れた林道に出た。その林道を歩いて行くと剣大谷町に出てきた。正面に見える建物はスカットランド九頭竜。

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天菅生橋の取り付き道路の下をくぐり県道に出て、九頭竜川の左岸道路を歩き車を置いた場所に戻った。後で、近くの大安寺小中学校でこの道のことを聞いてみたら、道は最近薮を刈り、整備されているので、雪が消えれば迷わずに歩けるだろうとのことだった。竜興寺跡へは逆の八幡町のほうから歩けばかなり楽に行き着けるようだが、特に寺跡を見たいわけではないので、雪解けを待って再度こちら側から挑戦してみたいと思う。出来れば八幡町まで降りて往復できれば最高なのだが。

歩いた軌跡(ご注意:正確ではないので参考程度にお使い下さい。詳しい地図はこちら。)

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.24 2012 古道歩き comment4 trackback0

comment

お地蔵さん
竜興寺調査ありがとうございます。雪どけをまって春になったら八幡町の方から再挑戦してみます。今後ともよろしく。
2012.03.03 17:33
ジーアイシュー
>>お地蔵さんへ
コメントありがとうございます。
私も雪が解けたら、再度竜興寺跡までたどり着きたいと思っています。しかし、福井県の埋蔵文化財(http://info.pref.fukui.jp/bunka/bunkazai/maizou/zokusei/iseki/info07.html#01066)と言う資料を見ると竜興寺跡はかなり広かったようで、先日私が雪の中をさまよって歩いた掘れた古道なども、竜興寺跡の名残かもしれません。さまよってみるものです。
2012.03.03 21:45
お地蔵さん
2012.03.15岸水町から竜興寺坂達成おめでとうございます。私もブログ16日で載せていますけど、実際は15日の昼過ぎ山に入っておりました。時期散策に思いは一緒で感激しました。私は岸水町から鉄塔5号、6号、7号の手前で左を進み、小さな池あり(この池は案内板の池でない)、この池は案内板の池表示ではなく、雪どけで出来た池と思い、散策しました。竜興寺石碑手前で谷部に神秘的な池がありました。500年前の池となるとその凄さをかんじました。そっと残すか。町ずくりにいかすか。いやーすごい またいろいろ教えてください。宜しく
2012.03.18 20:19
ジーアイシュー
いやー、同じ3月15日に登ったんですか、奇遇です。
大変な道でしたけど、一番いい時期に登ったようで、雪は消えたところだし、薮もないし、本当に気持ちのいい山歩きが出来ました。
ホント、あの道は残してもらいたいですね。
今後もあの道を見守って行きましょう。
2012.03.18 23:20

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