鬼ヶ岳と蛇ヶ岳

鬼ヶ岳が蛇ヶ岳(2013.2.1)

今日は昨日ほどは天気がよくないが、天気予報では日中は雨が降らないと言うことなので、昨日に続いて山に出かけることにした。

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鬼ヶ岳(@登山口)
鬼ヶ岳は越前市の中心部から西のほうを見ると最前列に見える、標高532.6mの山だ。人気がある山で、冬でもたくさんの人が登っている。また、今日は時間があれば鬼ヶ岳の北にあるという蛇ヶ岳にも登るつもりだ。なお、この山には多くの伝説が残されており、火祭りが行われていることは知っていたが、詳しいことは知らなかったのでちょっと調べてみたら、伝説は三つに分けられるようだ。先ずは国造り神話、そして虫(イナゴ)退治の伝説、さらに時代が下って雨乞い儀式。鬼ヶ岳の歴史を要約すれば、神代の時代に天津日高日子穂穂手見命(あまつひたかひこほほでみのみこと・神武天皇の祖父)がこの地の土賊を討伐し、平定した功績により、鬼ヶ岳の頂上にその御霊を祀ったのが始まりだそうだ。この山に伝わる鬼退治伝説はこの国造り神話から出ているのだろう。その後、崇神天皇の御代(B.C.97??~B.C.30??)に悪疫が流行するとともに、垂仁天皇の御代(B.C.29??~A.D.70??)にイナゴが大発生。この社にイナゴ退治の祈願をしたところ、たちまちにイナゴが壊滅したのを機に、社地が現在の大虫神社がある場所に遷されたそうである。8月15日に行われる火祭りは時代がかなり下って頂上で雨乞い儀式が行われていたことから来ており、270年続いてきたそうである。

>>今回歩いたルート



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鬼ヶ岳登山口
この山に登るのは久しぶり。登山口には以前来た時にはなかった柵が出来上がっていた。イノシシ除けだろうが、これだけ立派なゲートは見たことがない。他にあるゲートだと、入るときに鎖を外し、また巻いておかなければならないので、面倒だがここのゲートは一般住宅の門と同じように、開け閉めがワンタッチなので楽だ。

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登山道の様子
門を開け中に入ると広い登山道が続いていた。最初は杉林の中の道だ。人気の山だけあって、歩き始めるとすぐに降りてくる人に出会ったし、若い人がトレーニング姿で駆け登って行った。

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岩盤がむき出しになった登山道
最初は普通の土道だったが、急登が始まると岩がむき出しになった登山道を登って行くようになる。この山は山頂に至るまで、殆どこのような岩の道なので、滑りやすく、気が許せない。

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小鬼展望台
歩き始めて10分ちょっとで小鬼展望台に着く。この後、大鬼展望台、白鬼展望台と続くのだが、そのどこからも正面に日野山が望まれ、絶好の展望台だ。

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日野山(@大鬼展望台)
上記の写真は大鬼展望台から撮ったもの。高度を稼ぐとともに展望が開け、白山まで望めたが、この日は生憎の曇り空で、写真にはうまく写らず、割愛した。ずっと岩盤の上の滑りやすい登山道が続いており、なおかつ急登続きで足が休まる所がない。この日は各展望台で写真だけ撮って、ノンストップで登ったので、少々足に来たが50分ほどで頂上に着いた。

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山頂の休憩舎
山頂に着くと、正面に大きな小屋が建っている。山頂は平坦で広い。

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山頂広場
山頂には休憩舎だけでなく、大虫神宮跡の社殿(説明板には龍神社と書かれてあった)や展望台があり、かなり広い。 展望台からは日本海が眺められたがこれも写真にきれいに写らないので、割愛した。

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休憩舎内部
休憩小屋の内部はかなり広く、中二階のようなものがあり、そこも含めて30人ほどは泊まれそうだ。また、名前に鬼が付く山の写真が展示してあったり、登頂記録の雑記帳があったり、なかなか楽しい。小屋の中でお湯を沸かし、カップラーメンをすすっていたら、登山者が現れた。お話を伺ったら、地元越前市の方で、この山には年に4、5回は登ってくるとおっしゃっていた。それほど頻繁に山に登るほうではないが、北アルプスのほうにも何度か登ったことがあり、冬の荒島にも数回登っておられるそうなので、かなりの猛者だとお見受けした。その方に蛇ヶ岳のことを聞いてみたが、大虫滝があることは知っているが登れる山があることは知らないとのことだったので、蛇ヶ岳のほうはあきらめ、大虫滝だけ見て帰ることにして、小屋の中でまったりした時間を過ごし、下山した。下りは40分ほどだった。帰りにも登ってくる人にお会いした。

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大虫滝
山頂でまったりしていた時間が長かったので、もう殆ど時間が残されていなかったが大虫滝のほうに行ってみた。鬼ヶ岳登山口から車で3分ほど奥に入っていくと、右手に大虫滝遊園地と書かれた案内板があったので、そこを入って行くと、大虫滝があった。そこに中部北陸自然歩道の案内板があり、蛇ヶ池というところまで行けるようなので、行ける所まで行ってみることにした。


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大師道の道しるべ
少々雪が深くなってきたが、多いところでも30cmくらい。雪の上に先客の足跡があったので、それに従って歩いて行くと、上記のような石の道しるべがあった。大師道と書いてあったが、何のことか解らずその矢印の方向に進む。


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蛇ヶ池があるピーク
道は尾根筋に続いており、途中の杉林の中の急登ではつづら折りに道が付けられていた。そこを登りきると広いピークに出た。そこから次のピークがすぐそこに見えていたが、その時点で4時半を廻っていたので、下山することにした。帰って調べたら、見えていたピークの頂上あたりに蛇ヶ池があったようだ。そして、その先に弘法大師堂があるそうなので、大師道とはその弘法大師堂に至る道だということのようだ。こんなことなら、鬼ヶ岳からもっと早く降りてくるんだった。この道は中部北陸自然歩道の「鬼ヶ岳を望む道」に指定されており、旧宮崎村のほうからも登れるそうなので、今度気が向いたら逆のほうから登ってみよう。

>>今回歩いたルート

なお、今回の山行記録の詳細はU字倶楽部にアップする予定です。
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.03 2013 山歩き comment0 trackback0

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福井県内を中心とした山・峠・古道歩きをやっています。姉妹サイトU字倶楽部の速報版的サイトです。また、同サイトで扱わなかったちょっとした山歩き、ピークハントに失敗した山行き記録などを載せて行くつもりです。

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