下市山から道なき道を金屋町へ

下市山から道なき道を通って金屋町へ(2013.2.5)

今日は晴れの予報だが、昨夜から風が吹き荒れているので山行きを諦めていた。しかし、お昼過ぎになって風が収まってきたので、出掛けることにした。目的地は下市山ミルキングコース、最近は何かと言えばここにきており、私の足ならしの散策コースと化している。

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下市山頂上
今日はみくりや清水登り口から第二展望台に登り、その近くにある巡視路辺りを散策するつもりだったが、巡視路の入口が見当たらず、結局下市山頂上まで登ってしまった。そこから、まだ時間があったので、先日歩いた下市山西尾根に廻り、尾根筋にあった旧い道跡をたどったら、金屋町の白山神社裏に出てきた。下市山一帯の山域はどの尾根筋を歩いても、必ず掘れた立派な道跡があるので、びっくりしてしまう。下市山では物足りない向きにはこのあたりの尾根筋を散策してみることをお勧めする。きっと何らかの発見があるだろう・・・

>>今回歩いたルート

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工事中のみくりや清水登り口
みくりや清水登り口にやってくると、前の道路は工事中。少し手前の路肩に駐車して、登り口へ。

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みくりや清水登り口
ここから登るのは久しぶりだ。登り口には見慣れない立派な案内板が出来ており、この山はますます賑やかになって行く。

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登山道は春の装い
広い登山道に雪はまったくなく、もう春の装いを見せている。今日は日差しもあったため、登山道もかなり乾いて来ていた。

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第一展望所
第一展望所には10分ほどで着く。ここからは福井平野の眺めがよく、また薄っすら白山も望めた。

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福井平野から対岸の山を望む(@第一展望所)

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薄っすら顔を出した白山(@第一展望所)
白山も肉眼でははっきり見えているのだが、写真に撮るとうまく写っていない。しかし、調整したら、薄っすら白山が浮かび上がった。ここから見ると白山は浄法寺山と鷲ヶ岳の間から顔を出している。福井平野に雪はなく、こちらも春の気配が強くなって来ている。

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第二展望所
第一展望所からさらに10分ほどで第二展望所に着いた。ここからの眺めも良いが、白山は送電線に邪魔され、第一展望台のほうからの眺めのほうが良いかも。

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日野川と足羽川合流点を望む(@第二展望所)
ここからは日野川と足羽川の合流点がすぐ下にあり、風光明媚な所だ。

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雌池
展望所では写真だけ撮って、歩き始める。今日は頂上が目的でないので、メインルートを外れ、雌池のほうに行ってみる。ここには何度か来たが水が溜まっているのを見たの初めてだ。案内板によれば、11月終わり頃から3月頃までは水があるが、それ以外の期間は水が枯れてしまうそうだ。

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雄池
すぐ近くには雄池もある。本来は雄池のほうが大きいのだろうが、水が少ないため、狭く見えた。このあと、近くにある鉄塔(南福井連絡線17号鉄塔)まで行き、そこから巡視路を探索するつもりだったが、次に廻る巡視路の入口が見つからず、やむなく、下市山の頂上に登ることにした。

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下市山頂上
歩きなれた道を通って下市山頂上へ。途中の登山道にはところどころに雪が残っている程度で、全く春山気分だ。頂上に着いて、さてこれからどうしようか思案していたら、先日歩いた下市山西尾根のほうに至る尾根筋に切り開きが出来ている。引き込まれるように、そちらに足が向かう。

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尾根道にピンクのリボンが
切り開きとなっていたのはほんの少しだったが、そこから先の尾根筋にはピンクのリボンが続いている。最近誰か歩かれたようだ。先日歩いた時はついつい別の尾根筋に引き込まれてしまい、迷ってしまったが、下市山頂上から西に続く尾根を少し歩くと、左のほうに山の鞍部があるので、そこに一旦降りて進んで行けば迷うことはないだろう。左に福井平野が見えている範囲で尾根筋を進んで行けば良い。今回そのルートを歩いたら、ところどころにピンクのリボンがぶら下がっていた。

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下市山から尾根を進んだところにある鞍部
下市山から尾根筋を5分くらい進むと、先日歩いた山の鞍部に着いた。 先日は道に迷い上記写真の谷筋からここに出てきたところだ。このルートが解れば難なくここまでこれてしまう。藪漕ぎもほとんどない。

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明らかな道型が現れる
ピンクのリボンはそのまま尾根筋を登って行っていたが、そのルートは先日歩いたので、今日は福井平野側に降りて行く道跡を歩いてみることにした。先日は雪が多くて良く解らなかったが、今日はしっかりした道型があるのが確認できた。道は福井平野側の斜面をトラバースして進んでいたが、少し行ったところから左に降りて行く尾根があり、そこにも道跡のようなものがあった(この後、この尾根筋に廻り、そこを歩いて金屋町まで降りて行った)が、トラバースして進んでいる道型のほうが鮮明だったので、そちらのほうに進んで行った。道はその内、暗い杉林の中に入ると、解りづらくなってきた。

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深く掘れた道跡
急な谷筋にくると、深く掘れた道のようなものが現れたが、それが本当に道の跡なのか、水の浸食で削れた沢筋なのかは良く解らなかった。その深く掘れた道跡のようなものも、少し下に降りて行くと、急な崖のような斜面となり、不鮮明になって来た。そのまま降りて行っても下に降りられそうだったが道が消えてしまったので、先ほど尾根筋に分岐して進んでいた道を歩くことにした。その尾根まで今来た道を戻ってもいいのだが、上にその尾根が見えていたので、山の斜面に取り付いた。斜面は急だったが、何とかその尾根までたどり着くと、そこにも道らしきものがあった。

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尾根筋に続く道
その尾根道は最初薮っぽかったが下に降りて行くとともに掘れた鮮明な道になった。また、このあたりから、残雪の上に長靴で歩いた跡があったので、しばらくその後を追ったが、途中から左の谷のほうに降りていたので、追うのを止めた。地元の人だろうか、それとも私のようなモノ好きが他にもいるのだろうか?

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切り開きが出来た尾根道
尾根筋にはきれいな切り開きが出来ており、藪漕ぎは不要だった。

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木の間越しに望む日野川
しばらく降りて行くと、眼下に日野川が望めるようになり、そこからはさらに立派な広い道となった。

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3m幅はあろうかと思われる掘れた道
最後は3mくらいの幅がある掘れた道となった。道は平坦だから、比較的最近になって造られた道のようだ。時代は解らないが、造りからして戦後になってから開発されたものか。途中つづら折れになったところも現れたがそのあたりでも道は平坦だったから、人工的にならされた道であることは明らかだった。

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堰堤が現れる
その内、正面に谷が見えてくると、右側に立派な堰堤が現れた。堰堤まで行ってみたら、最新式の立派な堰堤で、プレートを見たら平成23年完成となっていた。先ほど沢のような道のような窪みがあったが、その谷筋を辿れば堰堤のある谷筋に降りて来たようだ。

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金屋町の白山神社
堰堤とは反対のほうに降りて行くと、そこは金屋町の集落内で、白山神社があった。 上記写真の石段を登ると、さらに崩れかけた古い石段があったので、そこを登ってみる。すると、今にも倒れそうな古い神社があったから、この写真に写っている神社は最近建て替えられたもののようだ。

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ここに出てきた
白山神社から少し下ると、そこは日野川沿いの県道だった。

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日野川(遠くに白山も薄っすら望めるのだが・・・)
日野川沿いの県道をみくりや清水登り口のほうに歩きだす。

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県道沿いにあった石像
県道を歩いていると途中に「金屋ふれあい会館」という建物があり、その前にたくさんの石仏が並んでいた。ここから見えた山肌にも小さな祠のようなものが見えたから、この裏山一帯は昔は信仰の対象だったのかもしれない。

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県道から一歩山に入ったところにあった小さな祠
県道をさらに歩いていると、山肌に小さな祠が見えたので、行ってみた。民家の裏庭のようなところなので、少々気が引けたがそのまま入って行くと、朽ちた祠があった。その前を通って、奥に道が続いていたので、そこを入って行った。

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祠の前を通って奥に入って行く道
すると、そこには深く掘れたしっかりした道があり、そこを上がって行くと見慣れたところに出た。

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金屋町弘祥寺跡
ごみが散乱していて最初解らなかったが、そこは金屋町の弘祥寺跡だった。上記写真のところを左に入って行けば甘露水のところに行ける。

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金屋町弘祥寺跡登り口
この後また県道に出て、車道を歩くのが嫌だったので、弘祥寺跡登り口から登山道に入り、安居城址を経由して、下市溜池側登り口に降り、さらに下市町の集落内を通って、車を置いた場所に戻ることにした。

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下市側登り口
下市町の集落内を歩き、下市側登り口に来たが、まだ時間があったので、そこから登山道に入り、第二展望所までもう一度登ってみることにした。

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寄品大明神の石鳥居
寄品大明神の石鳥居の下を通り、さらに登って行くと寄品大明神の祠に至る。この鳥居は福井大震災の時に上の部分が倒壊してしまったそうである。

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寄品大明神の祠

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大欅
寄品大明神の祠のところは夏場に来ると昼でも暗くよく解らなかったが、この時期だと光が差し込みいくらか明るい。良く見てみたら、祠の後ろには大岩があり、その岩を取り込むように大欅が植わっている。この岩や欅も御神体になっているようだ。

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寄品大明神上の分岐
ここから左のほうに進めば雌池・雄池のところを通って第二展望所に行けるが、最近ここから直接第二展望所のほうに行ける道のほうを歩いたことがないので、そちらの道を通り、第二展望所まで行くことにした。この道は最近あまり歩く人がいないようで、途中解りづらいところがあった。

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第一展望所と第二展望所の中間点
その道はみくりや清水登り口から登って来たときにあった第一展望所と第二展望所の中間点あたりに出てきた。ここから再度第二展望所に登ることにした。第二展望所に着いたのは4時半ころ、もう少し待てば福井平野の夕景を撮れるかなと思い、少し待ってみたが、体が冷えてきたので、下山することにした。

>>今回歩いたルート

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.06 2013 里山歩き comment0 trackback0

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