河内南谷林道・岩屋林道を歩く

河内南谷林道・岩屋林道を歩く(2013.11.14)

岩屋越(真砂坂)へのルートを下見するつもりで、福井・石川県境を跨ぐ河内南谷林道から岩屋林道に入り、新岩屋峠(仮称・岩屋林道上にある標高865mの峠)まで行ってきた。脚に違和感があり、その目的は果たせなかったものの、素晴らしい紅葉を堪能することが出来た。

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ブナ林の紅葉
河内南谷林道は坂井市丸岡町の龍ヶ鼻ダムから県境を越え、石川県加賀市の真砂をつなぐ林道。この林道は10年以上前に一度車で走ったことがあり、立派なブナ林が残っていたことは知っていたが、紅葉時期のブナ林がこんなに綺麗だとは知らなかった。ブナの落葉が進み、葉はほとんど落ちてしまっていたが、逆に幹の純白が際立ち、白樺のよう。まるで、上高地や軽井沢の白樺林を歩いているようだった。

今回歩いたルートはこちら

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河内南谷林道・完成記念碑
河内南谷林道は10数年前に走った時からひどく荒れており、もう一度行こうという気は起きなかった。特に県境を越え石川県側に降りて行くところは四駆も通行できないほど荒れていたが、石川県側が全線舗装されたそうなので、真砂からこの林道に入り込むことにした。数年前までこの林道は工事中で通行止めだったが、行ってみたら素晴らしい林道が出来上がっていた。しかし、舗装されているのは県境まで、福井県側は以前と変わらない状況だった。舗装が途切れるところに完成記念碑があった。

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舗装道終点(福井・石川県境)
舗装が途切れたところが県境だ。福井県側でも工事が行われていると聞いたので、舗装工事が始まったのかと思ったが、福井県側の林道中間点あたりで橋梁工事が行われていることが解った。今のところ、福井県側が舗装される予定はないようだ。ここに車を置いて、歩くことに。

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高平山と丈競山
この林道からは普段見慣れている山々を反対側から眺めることが出来る。福井平野からでは浄法寺山の陰に隠れている高平山だが、この林道から見ると浄法寺山は逆に高平山の陰に隠れ、高平山の大きな山容が異彩を放っていた。

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小倉谷山と富士写ヶ岳
少し離れて小倉谷山と富士写ヶ岳が望めた。この日は天気も良く、その稜線の後ろに日本海の水平線を薄っすら確認することもできた。

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河内南谷林道と岩屋林道分岐
40分ほどで分岐に着いた。岩屋林道があまりにも荒れていたので、ちょっと迷ったが、左に登って行くのが岩屋林道で、右に降りて行くのが河内南谷林道。ここにも「河内南谷林道は工事中に付き、通り抜けできません」との看板があった。河内南谷林道もかなり荒れていたが、岩屋林道は更に荒れており、一般車では通行が難しそうだった。ススキが道の真ん中まで張り出し、歩くのもはばかられる状態だったが、林道脇の山肌に生えるブナ林の紅葉がきれいで、そのことを忘れさせてくれた。

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ブナ林の紅葉

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ブナ林の紅葉

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ブナ林の紅葉

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新岩屋峠(岩屋林道上の峠・左の石は岩屋林道完成記念碑)
岩屋林道の最高点である新岩屋峠(仮称)には約1時間で着いた。かなり寄り道しながら歩いたので、少し時間が掛かったが、それにしても思ったより遠い。ここから東の尾根を藪漕ぎすれば数百mでみつまた山の登山道に合流できるのだが、脚の状況が良くなく、そこに入って行く気は起きなかった。

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林道から三つ尾(左)とみつまた山(一番右)を望む
帰りも、紅葉を楽しみながら岩屋林道を歩き、河内南谷林道に入り、車を置いた舗装終点に向かったが、その少し手前に作業道(林道)があり、みつまた山のほうに向かって延びていたので、少し歩いてみることにした。しかし、その道は三つ尾(三角点のあるピーク)直下の枝尾根のところで行き止まりとなっていた(上記写真の中央あたり)。そこから、斜面をよじ登れば三つ尾には簡単に行けそうだったが、この日は敬遠した。作業道の途中から踏み跡があり、尾根まで行けそうだったので歩いてみた。その辺りは杉の植林で、山の斜面の藪が刈られていたので、尾根までは簡単に到達出来たが、そこからは刈り払いがされておらず、それ以上進まなかった。やはり、急斜面では脚の踏ん張りが利かない。この尾根は県境尾根であり、昔は大聖寺藩が国境を守るために道(大奥峯廻の道)を付けていたので、その痕跡と思われるものがあった。薮は大したことがないように見えたが、脚の調子がいまいちだったので、それ以上は進まなかった。

今回歩いたルートはこちら

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.16 2013 未分類 comment2 trackback1

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山伏
こんばんは。
ブログを見て驚きました。
3日前に来られていたんですね。
私も今日、河内南谷林道の完成記念碑まで車で行きました。
そして、県境を藪漕ぎして3等三角点まで踏破しました。
記念碑前の掘削した法面は登れないと思っていましたが
草木をつかんで登ることが出来ました。
三角点までの約800mは2時間かかりました。
途中、ブログに書かれている作業道の近くも通りました。
三角点へ行くなら、この作業道から登った方が良いです。
藪が酷く、体がスリ傷だらけになってしまったからです。
三角点は藪に埋もれていないか心配でしたが
木が伐採された笹薮の中にポツンと建っていました。
横に落ちていた木札を見ると『加賀山岳会』と書かれていたので
加賀山岳会の人が一度伐採したのだろうと思われます。
久しぶりに藪漕ぎの感動が蘇りました。
帰りは北側の860mのピークを通る尾根を下山したかったのですが
周りの藪で遠くの稜線しか見えなかったのでやめました。
また時間があったら探検しに行きます。







2013.11.17 21:59
ジーアイシュー

山伏様、こんばんは!
そうですか、奇遇ですね。
河内南谷林道、紅葉がきれいだったでしょう。
あの県境尾根を踏破され、三つ尾の三角点まで行かれたとは驚きです。
私も作業道から尾根までは到達しましたが、脚の踏ん張りが利かず、残念ながら藪漕ぎは断念しました。尾根は笹薮でしたが、それほど濃くないように見えましたが、800mを2時間も掛かったのなら、かなりな藪ですね。
三つ尾からみつまた山の尾根の具合はどうだったでしょうか?
しばらく前までは歩けたようなのですが、やはり薮が濃かったですか?

私のほうは岩屋林道完成記念碑のところから例の尾根を下見しようと思って行ったんですが、断念しました。時期的には今が良いチャンスだと思いますので、脚の具合を見て今年中に一度チャレンジしようと思っていますが、どうなるかは解りません。

ブログへの記事のアップ、楽しみに待っています。

2013.11.17 22:38

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