一乗滝から殿上山登山口まで

一乗滝から殿上山登山口まで(2013.12.23)

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一乗滝
一乗滝から殿上山の登山口まで歩いてきた。先日、砥山に登った際、福井・鯖江市境尾根を西に歩いて砥山に登ったが、地図を見ていたら逆の尾根筋に峠がありそうな場所があったので行ってみた。結果論から申し上げれば、峠はなかったものの、尾根筋にずっと掘れた古道跡があり、そこを歩くことができた。また、尾花キャンプ場まで行ってみたら、殿上山登山口と書かれたしっかりした案内板が出来上がっていたから、登山道が整備されたようだ。殿上山に登ったこれまでの記録を見ると、みんな薮漕ぎして登っているから、最近再整備されたようだ。殿上山にはまだ登っていないので雪が解けたら、早速行ってこよう。

>>今回歩いたルート

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一乗滝駐車場
一乗滝にはここ何年も来ていなかったが、今度来て見たら、随分きれいになっていた。立派な駐車場ができたし、こぎれいなトイレも備わっていた。前回歩いて砥山周辺の状況は解ったので、少し遠くなるが、一乗滝の駐車場に車を停めて、歩き出すことに。

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一乗滝入口
これまで一乗滝で人を見掛けた記憶がないが、この日は祝日だったし、天気が良かったこともあり、何組かの観光客をお見掛けした。タクシーで廻られている方もおられる様で、タクシーが一台停まっていた。一乗谷朝倉氏遺跡のついでに来られたのだろうが、このあたりもいい観光地になったものである。

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佐々木小次郎像
橋を渡った左側に佐々木小次郎の銅像がある。小次郎はここ浄教寺の生まれで、この滝でツバメ返しを編み出したとされている。しかし、出身地等については資料が乏しく、諸説ある。ちなみにこの銅像も平成になってから建てられたものだ。

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一乗滝
一乗滝は12mほどの落差があり、水量豊富でいつ来てもごうごうとした水が流れている。この滝も泰澄大師が開いたとされ、滝上に白滝神社が祀られている。滝の右上に見えているのが白滝神社。

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滝上に上がっていく遊歩道
お目当ての林道にはショートカットして、遊歩道から上っていけそうなので、階段を登ってみた。

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上から眺めた一乗滝
すると滝の上に出てきた。滝を上から眺められるのも珍しい。

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白滝神社
滝の落ち口のすぐ横に神社があった。老朽化が激しいのか神社を覆うように真新しい囲いが建設中だった。

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滝上の林道
前回同様(前回歩いたときの記録はこちら)、滝上に上ってきている林道を歩き奥へ。

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林道終点
林道を歩き出すと道が二股になっている。ここを右のほうに進む。途中、鉄塔巡視路の赤い標識がある。砥山へにはここから登ったほうが楽なようだ。しかし、今日は砥山が目的でないので、ここをスルーし、林道をまっすぐ進む。林道を歩き出して10分ほどで、林道は終わりとなり、山道に入る。

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280号鉄塔
道は最初、沢沿いを進んでいるが、途中から左側の尾根に取り付き、取り付いた尾根を登っていくとすぐに280号鉄塔が見えてくる。このあたりのルートについては前回の山行記録をご覧ください。

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281号鉄塔
280号鉄塔からは次に行く、281号鉄塔が見えていた。281号鉄塔手前の鞍部に目指す峠があるはずなのだが・・・。

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小さなピーク
280号鉄塔から尾根道を辿ると、小さなピークに着く。標高約420mの地点だ。砥山にはここを右に曲がるが、今日は左側の尾根道に進む。なお、地図にはこのピークを巻いて281号鉄塔に至る道が記載してあるが、確認できなかった。

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福井・鯖江市境尾根
この尾根は福井市と鯖江市の境になっている。鉄塔巡視路として使われているため、藪はなく歩きやすい。

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281号鉄塔手前の鞍部
尾根を辿ると、281号鉄塔手前の鞍部に着いたが、峠らしき跡は見当たらなかったし、峠道らしきものも上がってきていなかった。それで、峠はもっと先の尾根筋にあるのだろうと思い、この場所を丹念に見ないでスルーしてしまった。しかし、家に帰って地図を見たところ、峠があるだろうと目を付けていた地点はここに間違いなかった。峠があったと思われるあたりは不自然に削られていたから、もし、昔峠があったとしても消失してしまったのかもしれない。

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白椿山
鉄塔の周りは木々が伐採されているので見晴らしがいい。北東のほうに白椿山が見えた。しかし、隣の一乗山は手前の稜線に遮られて見えなかった。この手前の稜線のどこかが殿上山だと思うがよく解らなかった。

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日野山
南側を見ると山が重畳と連なっており、どれがどの山か特定するのは難しかったが、日野山だけはよく解った。

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鯖江市河田地区
眼下には鯖江市の河田地区の街並みが良く見渡せた。

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尾根道の様子
281号鉄塔から更に尾根を進んでいくと、いくつか峠があってもよさそうな場所があったが、峠道は上がってきていなかった。

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巡視路分岐
しばらく行くと小さなピークにぶつかり、巡視路は右に進んでいたが、尾根筋はまっすぐ行ったところにあるので、ここで巡視路と別れ、尾根筋を進んでいくことにした。

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巡視路分岐
藪にはなっているが、巡視路から尾根筋に向かっても道跡があった。そこから一登りしたところが地形図に標高420mの表示があるピークだ。

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尾根筋の掘れた古道跡
P420mは平坦でどこがピークか解らないが、しばらく進んでいくと尾根筋に掘れた古道跡が現れた。最初は10m幅ほども掘られた立派な道だったが、徐々に道幅は狭くなっていった。

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尾根筋の掘れた古道跡
道幅は狭くなったが、この辺でも5m幅ほどに掘れている。深さも2mほどはあるだろう。

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下に林道が見えてくる
そのうち、道幅は狭くなり、ひどい藪道となると、下に林道が見えてきた。

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尾根道はここで林道に合流
古道跡はここで林道にぶつかり、消えていた。この林道は鯖江側の麓の集落、尾花町から登ってきている林道で、全線舗装してあった。

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282号鉄塔巡視路入口
帰りは藪漕ぎを敬遠し、巡視路を歩くことにした。この林道を鯖江側に降りていけば、林道の近くまで先ほど歩いた鉄塔巡視路が来ている筈なので、そちらのほうに行ってみる。すると、200mほどで鉄塔が見えてきた。282号鉄塔だ。ここから巡視路を歩けば薮漕ぎしないで、先ほど歩いた巡視路に戻れるはずだ。

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尾花キャンプ場まで1kmの案内板
そのまま帰路に就くつもりだったが、「キャンプ場まであと1km」と書かれた案内板が目に入った。このキャンプ場とは殿上山近くにある尾花キャンプ場のことだ。林道は雪も少ないし、車の轍もあったので、そこまで歩いてみることにした。

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林道の様子
途中に別の林道が分岐しているところがあったが下から上がってきている林道は通行止めとなっていた。

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尾花キャンプ場と禅定神社
そこを過ぎるとすぐに尾花キャンプ場が見えてきた。この一郭には、厄払いのために厄年の男を雪の中に突き落とす奇祭で有名な禅定神社もある。

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殿上山登山口まで100mの案内板
キャンプ場に入っていく道の分岐まで来ると、「殿上山登山口まで100m」と書かれた案内板が目に入った。殿上山の登山道は藪になっていると聞いていたが、真新しい案内板が出来上がっているところを見ると、薮が切り開かれたようだ。それを確認しに登山口まで行ってみることにした。

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殿上山登山口
中央に見えている左側に上がっていく道が登山道だ。

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登山口の案内板
登山道に来ると、ここにも真新しい案内板があり、「第一展望台まで15分、第二展望台まで20分、殿上山天空まで30分」、「殿上山頂上へのご案内、標高683mの天空から四季折々の大自然を満喫する事ができます」と書いてあった。今日はもう時間がなかったので諦めたが、殿上山にはまだ登っていないので、今度登ってみよう。

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282号鉄塔
帰路に就くべく、林道を歩き先ほど確認しておいた282号鉄塔までやってきた。よく見ると、この鉄塔から下にも深く掘れた道が降りていっていた。

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282号鉄塔から降りていく道
こんなに立派な巡視路はないので、これも古道跡だと思われた。

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282号鉄塔から降りていく道
掘れた古道をしばらく降りてみたが、時間がないので、途中で引き返した。

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巡視路と掘れた古道跡の分岐
282号鉄塔のところに戻り、今度は反対のほうに巡視路を登っていった。すると分岐があり、巡視路はそのまま直進するようだったが、右の尾根のほうにも道があり、先ほど歩いた広く掘れた古道跡に合流していた。だから、今登ってきた道はやはり巡視路ではなく、古道だろうと思う。歩く人は麓からこの道を歩いて、尾花キャンプ場のほうまで登るようだ。

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掘れた道はここから尾根に上がっていく
巡視路と別れ、尾根に登っていく古道跡。藪にはなっているがしっかりした道があった。

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掘れた古道から分かれた巡視路の様子
分岐から直進する巡視路は山肌に切れ込みを入れただけの質素な造りとなっていたから、今歩いてきた道は古道を巡視路として使っているようだ。 ここから少し行くと、すぐに先ほど歩いた巡視路に合流。来たときと同じルートを使って車を置いた一乗滝に戻った。

殿上山は私の住む坂井市から行くとなると、国道8号線で福井市街を通り過ぎ、鯖江市街から廻ることになり、かなり遠い山だという印象があったが、一乗滝から歩けるとなれば、ずっと身近になった気がした。


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.28 2013 山歩き comment0 trackback0

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