剱ヶ岳(採石場跡から)

剱ヶ岳(採石場跡から)2014.2.24

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剱ヶ岳山頂
前回の山行で剱ヶ岳林道から剱ヶ岳に登ろうとしたが時間がなく途中で諦めていたので、その続きをやろうと、竹田に向かった。しかし、途中にある採石場を見ると、中に入っていけそうなので、予定を変更し、採石場のところから剱ヶ岳に登ってみることにした。

>>今回歩いたルート


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旧採石場内の岩の壁
今までは、この採石場があるので、奥の山域に近づけなかったが、竹田川渓谷沿いの県道からその採石場を見ると、どうも最近様子がおかしい。大型ダンプの出入りがないし、入口にある事務所に人がいないようだ。それで、電話番号を調べて電話してみたが、現在使われていないとの応答。調べてみたら、この採石場は最近廃業したようだ。事業者に一言断って、中に入ろうと思ったが、連絡先が解らない。入口にある簡単なバリケードは横にずらされ、誰でも入れるようになっている。それならばと、採石場入口に車を置いて、中の林道に入っていくことにした。ここから歩けば前回歩いたルートよりアプローチが随分楽になる。採石場内の道を進んでいくと、荒々しい岩の壁が現れた。最近まで稼動していたためか、落石がひどい。注意しながら道なりに進んでいくと普通の林道となった。

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三番目の鉄塔
前回見つけておいた登山道(巡視路)入口から、山の斜面に取り付く。道はかなりな急斜面をジグザグに進んでいる。道が崩れたところもあり、歩きやすいとはいえない。最初の鉄塔まで到達すれば剱ヶ岳の稜線はすぐだと思ったが、最初の鉄塔から稜線までが思った以上に遠かった。巡視路は剱ヶ岳の主尾根から派生した枝尾根を登っていくようになっていたが、その枝尾根が複雑にカーブを描いているので、なかなか主尾根に到達しない。三つ目の鉄塔のところでようやく主尾根に到達した。そこからは主尾根を剱ヶ岳のほうにまっすぐ登っていくようになった。尾根には広い切り開きが出来ており、気持ちの良い尾根歩きを堪能できる。雪のないときにくれば最高だろう。整備の行き届いた尾根道を進んでいくと、巡視路標識があり、巡視路は尾根を外れ、次の鉄塔のほうに降りていくようになっていた。しかし、目指す剱ヶ岳の尾根筋は薮だ。10年ほど前にこの尾根を歩いたときは立派な切り開きがあったのだが・・・。仕方がないので、潅木を掻き分け尾根筋を進んでいくことに。薮はそれほど濃くないが、中途半端に雪が付いているので、歩きにくいところが何ヶ所かあった。

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山頂直下の急登
山頂直下はかなりの急登で、枝に掴まりながら、何とか登りきると祠のある山頂に着いた。

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剱ヶ岳山頂の祠
山頂は広くはないが祠があり、大きな岩がいくつかごろごろしている。祠の中には三体の石仏が鎮座している。ここには越前で育った男大迹王(おおおどのおおきみ)が祀られている。男大迹王とは継体天皇のことで、祠には菊の御紋が付いていた。祠自体はかなり古いのだろうが、福井震災で倒れたようで、地震後修復したとの銘が入っていた。

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坂井平野を望む(@剱ヶ岳山頂)
山頂からは坂井平野を一望に出来る。継体天皇は天皇に就任するまで、この坂井平野で治水事業などに携わったとの伝説が伝わっており、祠を建てるには相応しい場所かもしれない。

最後の尾根道が藪になっていたのは残念だったが、2時間半ほどで登ることができた。雪のないときに来れば半分の時間で登れるだろう。ただ、採石場跡には最近のものと思われる落石がごろごろ転がっているので、落石には十分注意してください。帰りに一台四駆車が林道を登っていったから、四駆であれば無積雪期には車で登山口まで行けそうだ。

なお、この山行きの詳しい記録はU字倶楽部のほうにアップする予定です。


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.25 2014 山歩き comment0 trackback0

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