小屋泊まりで丈競山

避難小屋一泊、丈競山登山(2014.3.22-23)

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丈競両峰のそろい踏み(@P676m)
春分の日の恒例となった避難小屋泊り丈競山登山に出掛ける。今回で3年連続の3回目、面子も同じ三人パーティーでの登山となった。昨年は雪が少なく、まったく楽な登山だった。今年も福井県内の平野部では雪が少なかったので、楽勝だろうと思ったが、前日まで降っていた季節外れの雪が予想以上に深く、苦戦することになってしまった。。。雪山は予想が難しい。新雪が積もっていたとしても10cm位だろうと思ったが、多いところでは40cmくらいの雪が積もっていた。しかし、いくら新雪が積もっていたとは言え、もう春山登山の時期だ。気を抜かなければ、特に危険なところはなく、今回も楽しい小屋泊まり登山を堪能できた。

>>今回歩いたルート


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じょんころ新道登山口
これまでの2回の登山では従来の登山口から登ったが、今回はじょんころ新道登山口から登ることにした。登山口には全く雪がなかったが、登り始めるとカモシカ岩あたりから雪が出始め、従来の登山道との分岐あたりでは10cmほどの積雪となった。しかし、雪は新雪で柔らかく、歩くにはそれほど支障はない。途中の吹き溜まりでは新雪の下に、固く締まった根雪が残っているところがあったがそれもほんの一部で、つぼ足で十分だった。雪はあっても柔らかい新雪なので、この後も楽勝だなと思ったが、大岩広場を過ぎたあたりから根雪が現れ、歩きづらくなってきた。

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登山道尾根の様子
登山道がある尾根にはまだらに根雪がうずたかく残っているところがあって、それを越すのに時間が掛かった。ずっと雪が着いていれば良いのだが、固い雪がうずたかく残っているところと、そうでないところが交互に続き、そこに段差が出来ているので、登ったり下ったりを繰り返すことになって時間が掛かった。こんなに歩きづらいのは初めての経験だ。これならもっと雪が残っていたほうが歩きやすい。途中から雪が深くなってきたので、ワカンを着ける。

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丈競両峰のそろい踏み(@P676m)
大岩広場から20分ほど行った所で、展望が開ける。地図に676mの標高が出ているあたりだ。ここで12時半近くになったので、昼食とする。ここからは北・南丈競山の展望が最高だ。

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北丈競山への急登
北丈競山手前の急登地点に来ると、雪がべったり着いていた。昨年は登山道の階段が露出していたが今回は全く地面が見えない。斜面には新雪だけでなく、固い根雪がずっとついていた。私が住む福井県北部では今年は平地では雪が極端に少なかったので、ちょっと予想外だった。山の天気はホント解らない

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福井平野の眺め(@北丈競山手前の急登)
北丈競山手前の急登を登っていくと徐々に展望が開け、福井平野が一望に出来るようになる。かなり霞んでいるが日本海もぼんやり見渡せた。

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北丈競山直下の尾根(写真は帰りに撮ったもの)
北丈競山手前の急登を過ぎると、登山ルートは右に曲がり、北丈競山から西に延びる尾根筋を進むようになる。この尾根には毎回雪庇が出来ているのだが、今回はその雪庇が中途半端に張り出していて、歩きにくい。尾根筋がうずたかくなっているのだが、その幅が狭く、ナイフリッジのようになっており、その上を歩くことが出来ない。雪庇の下は崖のような急斜面となっているので、そこを避けるのが得策だが、下を歩くしかない。何とか、足場は確保できそうなのでそこを進んで行った。少し行くと、また尾根筋の雪が広くなったので、雪庇の上を歩くことにした。この後も山頂に至るまで、尾根の雪の着き方が貧弱で、ナイフリッヂ状に細くなったところが多かったので、いつもよりは緊張感のある雪山歩きとなった。

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北丈競山山頂
北丈競山山頂の標識は半分ほど埋まっていたから、積雪は1mほどか。このあたりでは新雪が30cmほど積もっていたから、足が沈み込んで、体力の消耗が激しく、先頭を交代しながら進んでいった。ひとりでは体力の消耗がきつく大変だろう。

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北丈競山から南丈競山に至る稜線
北丈競山から南丈競山に至る尾根筋も雪の着き方が貧弱で、狭くなっていたが、北丈競山直下と比べればそれほど危険なところはなく、順調に歩を進め、この日の終着点である南丈競山山頂に着いた。

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山頂の避難小屋と後ろに火燈山、小倉谷山、富士写ヶ岳
南丈競山山頂も新雪が30cmほどあり、1m弱ほどの積雪か。昨年よりは新雪の分だけ雪が多いが、一昨年に比べれば少ない。昨年と一昨年の中間くらいだ。

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避難小屋内部 の様子
小屋の内部はいつものように清潔に保たれていた。張り紙が増えていたので、ちょっと読んでみたら、この避難小屋は遭難事故があったために建てられたようだ。登山口の200m手前で力尽きて倒れていたと言うから、悲惨だ。2月で単独登山だったようだから、消耗が激しかったのだろう。今日は休憩を含め、5時間半ほどで登ってきた。体力のある人だったら、日帰りも可能だろうが、避難小屋が出来たことで、余裕のある雪山登山が可能になった。

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ホルモン焼き(とんちゃん)
夕食はホルモン焼き(福井ではとんちゃんという)やキムチ鍋でたらふく食った。ビールを持っていくのを忘れてしまい、ちょっと寂しかったが焼酎を雪入り水割り、お湯割で程よく飲み、程よく酔ったお陰で、寝つきの悪い私だが、今回は熟睡することが出来た。

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福井市内の夜景
福井市内の夜景は相変わらずきれい。夜になって雲も取れ、星空が見えていた。

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白山と別山の間から昇るご来光
今回の収穫はご来光を拝めたこと。昨年は天気が悪かった。一昨年は天気が良かったはずだが、ご来光を拝んだ記憶がない。。。きっと寝坊しちゃったのだろう。太陽は白山と別山の中間あたりから、6時ちょっと過ぎに昇ってきた。

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南丈競山直下の急坂
一日目は雲が多かったが、二日目は素晴らしい青空が広がった。気温もそれほど下がらなかったと見え、雪もガチガチに凍っておらず、歩きやすい。実は前日の登りでは途中でワカンの紐が切れ、つぼ足となってしまっていたのだ。山頂直前だったので助かった。帰りはワカンを補修したものの、また切れるといけないので、つぼ足で降りることにした。同行者がアイゼンを持っていたので緊急時にはそれを借りるつもりだったが、前日のトレースがあったので、つぼ足で十分だった。滑らなければ、何もつけないほうが軽くて楽だ。そんな状況だったので、ゆっくり歩いたが、それでも3時間半ほどで降りてきた。これまでの登山では必ずほかの登山者にお目にかかっていたが今回は誰にも会わず仕舞いだった。

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竹田の油揚屋レストラン
同行者(ちなみに大阪在住)が行きたいと言うので、帰りに麓の竹田にある油揚屋レストランに寄ってみた。12時半ころ行ったら、駐車場は満杯(殆どが関西方面の車)。50分の時間待ち、こんなに人気があるとは知らなかった。先に温泉につかり、汗を流し、3時少し過ぎに再度寄ったら、レストランは3時で終わりだったが、店員さんに一枚で良いから油揚焼いてくれない、と頼んだら、親切にも良いですよと、セットメニューまで出してくれた。

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越前おろしそばと油揚ステーキのセット
上記写真は同行者が頼んだ、おろしそばと油揚ステーキのセットメニュー(油揚は半分かじってあります。。。念のため、笑)。私のほうは丸々一枚油揚を焼いてもらい、つまみにしてビールを飲んだ。油が違うのかあっさりしているし、ぱりぱりに揚がっているので、つまみに合う。ワインでこの油揚を食べて見たくなった。このあっさりした油に合うワインはないだろうか。一応、店を出るとき、店員さんにこの油揚に合うワインを研究してくれないと頼んでおいた。次回また行くつもりなので、楽しみにしている。これに合うのは白ワインだと思うが、赤ワインがあれば最高なのだが。。。

なお、この山行の詳しい記録はU字倶楽部のほうにアップする予定です。

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.24 2014 山歩き comment0 trackback0

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福井県内を中心とした山・峠・古道歩きをやっています。姉妹サイトU字倶楽部の速報版的サイトです。また、同サイトで扱わなかったちょっとした山歩き、ピークハントに失敗した山行き記録などを載せて行くつもりです。

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