吉峰寺から吉峰坂

吉峰寺から芦見に至る古い峠道を歩く(2015.02.16)

新しく買ったワカンがしっくりこない。3月に入れば丈競山に登るつもりだが、ワカンが調子悪いと少し不安だ。何度か試したのだが、その都度不具合がおきる。不安を解消するために、雪の上を歩いて調整したいと思い、出掛けることにした。私の住む坂井平野はまったく雪が消えているので、雪がある勝山方面に向かう。特に山の用意はせず、普段着に長靴とワカンだけ持って出掛けた。

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吉峰坂の峠道があったと思われる沢筋
勝山方面に向かうと、鳴鹿あたりからもううっすら雪が出てきた。この感じではちょっと山に入れば十分な雪があるはずだ。勝山の手前、旧上志比村で九頭竜川を渡り、吉峰寺に向かうことにした。前々から吉峰寺のある吉峰集落から芦見村(現福井市)に至る峠道を歩いてみたいと思っていたので、ワカンの調整がてら、その道を行けるところまで歩いてみることにした。なお、今回は携帯カメラでの撮影ですので、少し見苦しいところがあるかもしれませんが、ご容赦ください。

>>今回歩いたルート
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吉峰寺参道入口
吉峰集落内を通り、一番奥へ進むと、吉峰寺の参道入口がある。ここには駐車場があるので、ここに車を止めさせてもらって歩くことに。

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吉峰寺前駐車場からみつまた山を眺める
駐車場からは真っ白に輝く、みつまた山から大日山に至る稜線が望めた。

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林道入口
吉峰寺の参道を無視して、林道をまっすぐに進んでいく。林道は除雪してあった。

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吉峰寺分岐
5分ほど行くと、吉峰寺に至る道との分岐に来る。右に上がっていくと吉峰寺。今日は林道をまっすぐ進む。まっすぐ進む林道は除雪されておらず、ここからワカンを装着する。

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手前の堰堤から峠方向を眺める
林道にはいくつかの足跡があり、歩きやすい。途中いくつか堰堤がある。水道の取水施設のような建造物のところに来ると、左に上がっていく林道が枝分かれしていた。

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沢が二股に分かれたところ
更に30分ほど歩いたところに沢が二股に分かれたところがあった。


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足跡はここまで
足跡はここまで。ここからは雪道を自力で歩かねばならない。ここまで道は直線的で勾配は緩やかだったが、ここにある堰堤からは道がつづら折れになったところがあり、かなり急なところが出てきた。

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林道の様子
林道は進むとともに荒れてきた。途中から、もう久しく車は入り込んでいないようで、道の上に木が負いかぶさっているところや道が川状になったところが出てきた。

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最後の堰堤
1時間半ほど歩いたところで、また堰堤が現れた。


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林道はここで終点
この堰堤から先には林道がなかったから、この林道は堰堤工事のときに造られた作業道だと思われる。ここから先に林道がないと言うことはここが一番奥の堰堤だろうと思われた。


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ここで引き返す
堰堤の横を通り、更に沢筋を遡ってみた。この沢沿いに吉峰坂の峠道があったことになっているが、雪の下ではっきりした道の跡は発見できなかった。奥に進むとともに渓谷は深くなり、両岸の斜面がきつくなっていく。道があったとすれば渓谷の斜面に切込みを入れたものだったと思われる。進めるところまで進んでみたが、傾斜がきつくなってきたので、途中で引き返すことにした。

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除雪された林道を歩き吉峰寺へ
来た道を戻り、吉峰寺との分岐までやって来た。まだ時間があったので舗装道路を歩いて吉峰寺まで行ってみることにした。雪は深く、道路脇に除雪された雪がうずたかく積まれていた。途中、のり面が崩れたのか工事をやっていた。重機の横を通らせてもらい、吉峰寺のほうに進む。吉峰寺近くにある、上の駐車場まで除雪されていたが、そこから先数百mほどは除雪されていなかった。しかし、雪の上に足跡があり、ワカンなしで吉峰寺まで歩く。

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吉峰寺本堂
吉峰寺は曹洞宗開祖道元禅師が永平寺を建てる前に修行したお寺だ。永平寺が出来てからはここから尾根筋を通って永平寺まで歩いて修行されたと言うことで、その歩いたコースが祖蹟コースとして整備されている。その祖蹟コースの入口が本堂の後ろにあるので、誰か歩いた人が居ないか確認しようと行ってみたが、屋根から落ちた雪が高く積もり、行けそうにないので諦めた。これだけ雪が多いと、冬季にこのコースを歩く人はいないと思われる。

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吉峰寺参道の石仏
登りは舗装道を通ったが、遠回りになるので、帰りは正面の参道を通り、駐車場に降りていくことにした。吉峰寺は下より100mほど標高が高いところにあり、参道はすべて石段となっている。その参道沿いに石仏が並んでいた。永平寺に比べて、吉峰寺にはほとんど人影は見られないが、参道を降りていたら、中年夫婦が上がって来られた。お経の本を持っていたので、お参りに来られたのだろう。

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白山(永平寺町石上付近より)
結局、雪の上を2時間ほど歩き廻って帰路に就いた。この日は珍しく、雲ひとつない青空。雪をかぶった山々がアルプスのごとく輝いていた。途中の上志比村(現永平寺町)石上辺りからは真っ白な白山の勇姿が見られた。今年見た白山の中で今日が一番かもしれない。この辺りから見る白山は石川県加賀市辺りから見る白山に勝るとも劣らない。白山を拡大して表示しようとしたが、小さな画像サイズで撮ってしまったので、拡大するとぼやける。残念ながら、小さなサイズで載せるしかない。中央に見える白い山が白山です。

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えちぜん鉄道と白山(永平寺町石上付近より)

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浄法寺山(永平寺町光明寺付近より)
杓子岳から浄法寺山に至る尾根に立派な雪庇が出来ているのが見えた。写真に撮ったが、拡大するとぼやけるので、そのままのサイズで載せたが、やはりこのサイズでは雪庇はよく見えない。

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今回歩いたルート(※地理院地図を加工して作成)>>地図拡大


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.16 2015 峠歩き comment0 trackback0

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