富士写ヶ岳

雪の富士写ヶ岳に登る(2015.3.3)

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富士写ヶ岳(我谷)登山口
富士写ヶ岳には夏場は良く登っているが、冬に登るのは初めて。ネット情報を見ると、最近は冬でもかなり登る人がいるようなので、登ってみることにした。

>>今回歩いたルート


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登山口の駐車スペース
登山口に着いたのは9時少し前だが、駐車スペースに車は一台もなかった。先日の日曜日にはたくさんの人が登ったようだが、平日なので今日は我々だけのようだ。思ったより雪解けが進んでおり、路肩の駐車スペースに楽々車を停める事ができた。

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雪崩の跡
つり橋を渡り、水平道を歩き出すとすぐに雪の山が道を塞いでいた。小さいが雪崩があったようだ。

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ここから山道となる
湖岸の水平道を数百m進むと、登山道の標識があり、ここから本格的な登りとなる。

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送電線鉄塔
30分ほどで鉄塔の下に出る。ここで小休止、5分ほど休憩を取る。ここまで登ってくる道にはところどころに土道が出ていたが、ここから先はべったり雪が着いていた。

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雪解けが進む登山道
登山道にはたくさんの足跡があった。2日前の日曜日に登った人の足跡だろう。足跡は乱雑についており、日野山のような綺麗なトレース道にはなっていない。樹木の幹の周りだけぽっかり穴が開いているのは雪解けが進んでいる証拠。もう春山気分だ。

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小リス平
ほぼ中間点の小リス平には1時間ほどで着いた。ここまで雪がしっかり締まっており、足が沈むことはなく、歩きやすい。つぼ足で十分だ。ここでまた10分ほど休憩。パートナーの一人がワカンを着けたが、私はつぼ足で行けるところまで行ってみることにした。

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前山(左)と富士写ヶ岳本峰(中央奥)
P661m地点辺りから展望が開け、富士写ヶ岳の山頂が見えてくる。

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雪庇が発達した尾根(その1)
P661m地点から少し歩いたところから、雪庇が出始める。この辺りから新雪が5cmほど積もり、足を取られるようになってきたので、ワカンを着ける事にした。雪庇が発達して、尾根が細く、人一人が歩くのがやっとのスペースしかないところもあった。この辺りから風も強くなってきた。吹き飛ばされないよう、慎重に歩を進める。

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坂井平野の展望開ける
尾根道から、私が住む坂井平野が見えてきた。夏場は木々が邪魔して坂井平野の展望がないから、同じ山を歩いていても新鮮だ。

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雪庇が発達した尾根(その2)
また雪庇が発達し、尾根が細くなったところが現れた。770m地点辺りだろうか。この辺りの尾根が一番細く、慎重に歩いた。細尾根を歩いていると、雪庇の張り出しの方向が逆になるところがあった。風の悪戯でこうなるのだろうが、初めての経験だ。雪庇の張り出しが逆になる地点が一番細くなっていた。しかし、細尾根の上に足跡がついていて、固く締まっているので、それほどの危険は感じない。

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雪庇と前山
その後はそれほど危険なところはなかったが、前山から富士写ヶ岳本峰に続く尾根(主尾根)に到達する手前の登りが急で、苦労させられた。この辺りまで来ると新雪が20cmほどになってきたので、足跡が殆ど解らなくなってきた。本来の登山道は主尾根から派生する枝尾根に取り付き、登っていくのだが、その枝尾根に上っていく斜面が急で、尾根に取り付けない。それで、まっすぐ主尾根に向かって歩くしかなかった。その為、主尾根に出てきた地点は、本来の登山道よりかなり本峰よりだった。

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白山連峰(山頂手前の主尾根より)
主尾根に到達すると、眼前に純白に輝く白山連峰があった。今日は曇り空で、白山が見えるとは期待していなかったので、うれしい驚きだ。

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山頂の様子
山頂に着いたが、夏山とは全く風景が違っている。山頂は広場になっているはずだが、山頂だと思われる地点には雪がうずたかく積もって、小山が出来ていた。山名の標識や方位盤は全く見えなかったから、かなりの積雪だ。

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白山連峰を望む(山頂より)
曇り空の下で見る白山は真っ白と言うよりは、蛍光塗料を塗ったようにボーット輝いているといった表現がぴったりで、この山だけは他の山と全く違っている。信仰の山として昔から尊崇されてきたのも解る気がする。

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不惑新道尾根と丈競山(中央奥)

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坂井平野(山頂より)
夏場には木々に邪魔され見えない坂井平野も、この日は日本海までよく見渡せた(残念ながら写真にはうまく写っていないが)。山頂も風が強かったので、長く居られず、一段下がったところで昼食をとることにした。しかし、それでも時たま強風が廻り込み寒い。昼食もそこそこに下山に掛かった。

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マンサクの花
登るときは余裕がなく解らなかったが、下山時にマンサクの花(と自分では思ってるが、間違えているかも知れません。もし間違えでしたら、ご一報いただければ幸いです)が咲いているのに気付いた。目立たない花だが、ここのはかなり黄色く花っぽい。

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つり橋手前の登山道標識
登りは何度も休憩し、ゆっくり歩いたので3時間(30分ほど休憩したので正味歩行時間は2時間30分)ほど掛かったが、下りは殆ど休みを取らなかったので、1時間半ほどで降りてきた。雪のあるときに、この山に登るのは初めてだったが、それほどの危険箇所はなく、楽しい雪山登山を楽しむことが出来た。これで積雪期に登る山のレパートリーが一つ増えた。

>>今回歩いたルート

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.03 2015 山歩き comment0 trackback0

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