みつまた山

三ツ尾からみつまた山へ(2015.5.10)

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三角点(三ツ尾)
少し時間が空いたので山に出掛ける。行き先は時間がないので、簡単に登れるだろう、みつまた山にした。この山には福井県側の岩屋集落から登山道があるのだが、距離が長く、かなり時間が掛かったが新しく石川県側から簡単に登れるルートができたと言うので、そちらから登ってみることにした。

>>今回歩いたルート

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残雪により車はここまで
丸岡から竹田に至り、県境トンネルを抜け、石川県側へ。富士写ヶ岳登山口の赤いつり橋を横目に、奥に入っていく。登山口前には大量の車が止まっていた。50台近くはあっただろう。日曜日で、陽気も良いとあって大盛況だ。新しく出来た菅倉山登山道入口前の駐車場にも30台近い車があった。真砂集落跡から河内南谷林道に入る。しばらく走ると林道脇に残雪が現れ出した。いやな予感がしたが更に奥に進んで行くとともに、残雪が増え、林道の半分くらいまで、雪が覆う状況になってきた。それでも何とか雪の横をすり抜け、進んで行くと、雪が完全に道を塞ぎ、それ以上進めなくなった。そこには車が3台ほど駐車してあった。登山口まではまだまだ先だ。今日は三角点三ツ尾からみつまた山を経て、横谷山まで進み、そこから薮漕ぎして、岩屋と真砂を結んでいた峠である、岩屋越(真砂坂)まで行くつもりだったが、これではみつまた山まで行けるかどうか不安になってきた。後で調べたところ、ここは標高700m、登山口のある県境まで、2.7kmほど手前の地点だった。

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林道は落石が多い
この林道は最近再整備され、舗装されたばかりだが、落石が多く早くも傷みがひどい。

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雪渓が林道を覆う
林道上には雪も多くなり、雪渓が道路を塞ぎ、道路が何処だか解らないような所も出てきた。雪は固く締まり、滑りやすかった。雪山の用意はしてこなかったので、登山靴で慎重に歩を進める。

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河内南谷林道県境地点
1時間ほど掛かって、ようやく県境にやって来た。ここがこの林道の最高地点だ。赤丸を付けたところに、「河内南谷林道・完成記念」碑がある。登山道は県境の少し手前の斜面を登っていくと聞いていたので、それらしい場所を物色してみたが、積雪が多く、登山口が見当たらない。しかし、登山道があると思わる尾根筋が見えていたので、上記写真の左斜面をよじ登ってみた。すぐに尾根に出たが、笹薮がひどく、前に進めない。

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この雪渓を登る
登山口はもっと手前のようなので、林道を戻り、林道が大きくカーブしたところから尾根に取り付いてみた。最初、上記写真の左側を登り、尾根に到達したがそこに登山道はなく、訳が解らなくなってきた。この日は地形図を持ってこなかったので、後で調べたところ、別の枝尾根に取り付いてしまったようだ。

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登山道を発見
仕方なく、雪渓に取り付いた地点に戻ってきて、よくよく周囲を見回してみたら、山の斜面にステップが切られているのが見えた。それが登山道に違いないと、そこまで行ってみると、紛れもなく、登山道だった。

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ステップが切られた登山道
結局この登山道を見つけるのに1時間を要してしまった。林道歩きで1時間、登山道探しで1時間。計2時間のロスで、時計は1時近くになっていた。

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尾根上に立派な登山道が
尾根にはすぐに到達した。そこには立派な登山道があり、ほっと胸をなでおろす。これなら、みつまた山までは行ってこれそうだ。

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高平山・浄法寺山・丈競山が見える
取り付いた尾根からは高平山、浄法寺山、丈競の山々が見渡せた。登山道は急登だが、新緑のブナ林が気持ち良い。

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小さなピークから三ツ尾を眺める
ブナ林が終わると、小さなピークに跳び出し、見晴らしがよくなった。正面にはこれから行く三角点三ツ尾の頂上が見渡せた。


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登山道途中から高平山を望む
気持ちの良い尾根筋の登山道からは高平山がよく見えた。沢筋に残る雪渓と新緑とのコントラストが綺麗。この写真ではその美しさは表せない。中央の高平山のすぐ右奥が浄法寺。その右のピークが丈競だ。

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前回林道を使ってここまで来た地点
登山道を歩いていると、見慣れた地点にやって来た。一昨年10月に三角点三ツ尾に登れないかと、一段下の作業道を伝って尾根まで到達した地点だ。この尾根まで到達したものの、その時はひどい笹薮で進むのを断念していた。その後、昨年11月に加賀市大聖寺にある「深田久弥山の文化館」の関係者の方々がこの笹薮尾根を切り拓いてくれたそうだ。この尾根は大聖寺藩政時代には国境警備の巡視路「郡奉行奥山廻り」として使われた道だ。深田久弥もこの道を歩いたと聞いていたが、「深田久弥山の文化館」のHPによれば、久弥が歩いたのは途中までで、この道を歩いたと言う記録は残っていないそうだ。しかし、将来この道を歩こうとしたのは確かなようだ。

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山頂手前の急登
山頂手前の急登にはロープが備えられていた。

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三角点三ツ尾
急登をこなすと山頂に跳び出した。周りの薮がきれいに刈られており、気持ちの良い山頂だ。

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大日山
展望が良く、大日山はすぐそこだ。大日山の奥にはまだ雪の残る白山の裾野が見えたが、この日は雲が多く山頂は望めなかった。

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経ヶ岳(中央)と荒島岳(右隅)

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みつまた山
登山口から三ツ尾の三角点までは3、40分で着いたが、登山口を見つけるのに山の中をさまよったため、山頂に着いたときはかなり足に来ていた。みつまた山まで30分と書いてあったがしばらく歩く気になれない。30分以上休んでようやく行く気になった。

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掘れた登山道
三ツ尾からみつまた山に至る登山道はこれまでの登山道と違って、良く踏まれた道だった。上記写真の様に掘れた登山道が続いていた。この道は福井県側の岩屋と石川県側の真砂を結ぶ峠道として使われたことがあり、その名残だと思われる。

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切り株がま新しい登山道

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みつまた山山頂
三ツ尾からみつまた山までは疲れた足でも25分で着いた。

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横谷山の標識

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横谷山・岩屋越(真砂坂)を望む
みつまた山頂からは今日行きたかった岩屋越があっただろう尾根筋が見えた。上記写真の左側のピークが横谷山でそこから右に行った尾根筋にその峠があったはずだ。しかし、今日は時間がないのでここまでとした。


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.10 2015 山歩き comment0 trackback0

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