経ヶ岳

10年ぶりの経ヶ岳(2015.10.06)

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経ヶ岳(中岳より)
奥越の経ヶ岳(1625m)に登る。この山には10年ほど登っていなかったが、お声が掛かったので久し振りに行く気になった。この山は県境にある山を除けば、一番標高が高く、福井県内で一番高い山との言い方をされる。百名山で有名になった荒島岳より、私はこの山のほうが好きだ、展望が良く、高原状になった稜線を歩く登山道は非常に気持ちがいい。

>>今回歩いたルート


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経ヶ岳登山口(法恩寺林道登山口)
この山にはいくつか登山ルートがあるが、今回は最も一般的な保月山を通るコースを選んだ。このコースは元の六呂師スキー場(現在は廃業)から登るのが正式ルートだが、最近は途中の法恩寺林道から登るのがポピュラーになっている(40分ほど時間を短縮できる)。

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アダムとイブの木
歩き出して、アダムとイブの木のところで、ちょうど30分を経過。今日は同行者が居たので、ちょっと早いが休憩を取ることに。休んでいると、4、5人くらいのパーティーが上がってきた。やはり林道から登って来られたようだ。10分ほど休憩して歩き出す。すると、また下のほうで話し声が聞こえる。かなり元気な話し声だ。今日は賑やかな登山になりそうだ、と思って登っていたら、すぐに追いつかれたので、道を譲る。10人ほどのパーティーだ。先頭の人は年配の人だったが、後はみんな若い。20歳になるかならないかだ。何の団体さんだと思ったら、かぶっていたキャップに「Fukui Police Academy」と書いてあったので、すぐに解った。警察学校の生徒さん達だ。顔や体格を見る限り、普通の学校の生徒さんとなんら変わりない。これから鍛えられ、逞しくなっていくことだろう。アダムとイブの木であったパーティーは警察学校の先生方だった。

保月山
アダムとイブの木から15分ほどで、保月山についた。これならアダムとイブの木で休まず、ここで休むべきだった。生徒さん達はここで一休みのようだ。話を聞いていると、下から上がって来たようだ。ここまで1時間で来たというのだから、かなり早い。

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保月山の三角点:笹谷
ここには三等三角点(笹谷)があるので、早速コンパスを当ててみる。

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標石の方位は?
残念、かなりずれている。磁北は8度ほど西偏していなければならないのに、20度ほど東偏しているから、30度も西にずれていることになる。だから、三角点と刻まれたほうは南ではなく、南南東を向いていると言うことになる。う~ん、これだけのずれは大きい。自然の力でずれたと言うにはちょっと大きすぎる。

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岩場の多い尾根道
保月山では殆ど休憩を取らず歩き出す。保月山まではなだらかだったが、ここからはかなり急な登りも出てくる。

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木の階段がいくつも現れる
岩場の稜線歩きもあり、バラエティーに富んだコースだ。急斜面には木製の階段も造られていた。以前歩いたときは階段が1ヶ所くらいにしかなかったと思ったが、今回来て見たら危険な場所には階段がこまめに造られてあった。また、岩場のやせ尾根を歩くところも歩きやすくなっていた。それで、何のストレスも感じず、楽々通過してしまった。麓にある奥越高原青少年自然の家の方々が整備してくれているようだ。

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杓子岳
杓子岳への最後の登りはかなりきつく、頂上に着いたときはかなり息が上がっていたが、足は意外に大丈夫だ。実はここ7日間で、3回目の登山。これだけ連続で山に登ったことはなく、心配していた。昨日は階段を上るにも太ももに痛みを感じていたが、今日は全く痛みがなく、足が軽い。昨夜寝るときにシップを貼って寝たのが良かったようだ。杓子岳と名の付く山は県内にいくつもあるが、「釈氏ヶ岳」と言う字を使った山はここだけだ。ただの当て字か、それとも何か由来があるのだろうか。

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杓子岳にあった標石(境界杭??)
ここには三角点がないはずだが、標石(山という字が刻まれていたので境界杭か)があったので方向を見てみる。

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ぴったり東西南北を向いている
すると、コンパスの北の針と、標石の頭の十字の方向が西偏7~8度でぴったり一致した。この後、経ヶ岳山頂にある三角点も調べてみたが、ここの標石が一番正確だった。

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ガスの切れ間から経ヶ岳を望む(杓子岳より)
ここまではずっとガスが掛かっていたが、ここに来ると少しガスが取れ、経ヶ岳山頂が顔を出した。

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中岳と経ヶ岳
杓子岳から中岳に至る稜線歩きが気持ち良い。この辺りには高い木がなく、笹原のなかの緩いアップダウンを歩くことになる。この辺りを歩いているとガスが取れてきて、山頂が綺麗に見えるようになった。

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経ヶ岳への登り(中岳より)
中岳より切窓への下りはかなり急で、その上濡れていたので滑りやすく、山に慣れていない生徒さんたちには大変だったようだ。急斜面を降りるロープ場では渋滞が出来ていた。

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切窓
中岳を降りきった鞍部が切窓と呼ばれる地点だ。ここで、唐谷から上がってくるコースと合流する。ここから、山頂までの登りが急で、その上長い。途中で必ず息切れし、一気に登りきった記憶がない。今日も行けるところまで行って、休憩すれば良いと思ったが、20分ほど登ったところで警察学校の生徒さんが休んでいたので、一緒に軽く休憩を取り、先に行かせてもらう。この急斜面の登山道は昔のままで滑りやすい。杓子岳まではよく整備されていたが、ここまでは手が廻らないようだ。登山道が崩れたようなところもあり、滑りやすく注意が必要だ。

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経ヶ岳山頂
いつもどおり、40分ほどで急坂を登り切った。歩き始めて3時間。休憩を除けば、実歩行時間は2時間半強と言ったところだろう。既に先遣隊の生徒さんが10名ほど到着していた。速いグループ、中堅グループ、遅いグループの三つに分かれたようだ。我々はその中堅グループより少し先に到着した。

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たくさんの生徒さんで賑わう山頂
その後、続々生徒さんが到着。山頂広場は大賑わいとなった。付き添いの先生らしき方も5、6人居られ、総勢35、6人ほどの大賑わいだ。

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ガスが掛かって展望利かず
山頂に着くと、またガスが広がり、展望は殆ど利かず、今登ってきたルートがかろうじて見えるだけだった。

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北岳に向かう登山道は笹が刈ってある
ここから北岳に向かう登山道は薮になっていると聞いていたが、最近笹を刈った様で、切り開きが出来ていた。三角点はそこを少し入ったところにあるので、行ってみる。

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三角点:経ヶ岳
100mも行かないうちに、切り開きは行止りとなった。しかし、笹薮の中を数m進むと、登山道の右側に三角点があった。ここのは二等三角点だ。

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さて方位は
さて、早速方位を測ってみる。西偏の角度が少しきついようだが標石はほぼ正確な東西南北を向いている。三角点と刻まれたほうが真南だ。2、3度ずれているような気もするが、コンパスは古いし、誤差のうちだと言えるだろう。真南を向いた三角点を確認し、ほっと胸をなでおろす。これからは必ず三角点の向きを確認することにしよう。

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背丈を越す笹
北岳まで行ってくるつもりだったが、背丈を越す笹で、行く気がなくなる。笹はひどかったが、登山道はしっかり踏まれており、足元を注意しながら進めば、迷うことはないだろう。生徒さんが居なくなるのを待って下山したら、結局出発は1時になってしまった。1時間半も山頂に居たことになる。出発する間際に、かなり高齢の方が一人登ってこられた。その方と、少し話をして、出発した。

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生徒さんたちと抜きつ抜かれつしながら下山(保月山)
下りに掛かると、すぐに遅いグループに追いついたので、前に行かせてもらう。その後も生徒さんたちと抜きつ抜かれつしながら進んでいたら、保月山でまた生徒さんのグループに追いついた。一番速いグループを先導していた先生らしき人はここに居なかったので、このグループは中堅グループのようだ。速いグループはずっと先に行ってしまったのだろう。彼らは下の登山口まで降りないといけないので、ここで大休止するみたいだ。なかなか出発しないので、先に行かせてもらうことに。最後は後から声がして来た。また、追い越されるのもばつが悪いので、急ぎ足で降りたら、追い越されずにすんだ。

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電波塔前の駐車場
電波塔前の駐車場に着いたのは3時半少し前。下山は実歩行時間2時間10分ほど。足に疲れがあったので、どうなるかと思ったが、実際歩いてみると足どりは軽く、快適な登山を楽しむことが出来た。




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.06 2015 山歩き comment2 trackback0

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藪漕ぎ山男
明日あたり891Pに届きそうです。891への登りも藪が薄そうでした。都合がよろしければ明日、お願いできますか?、
2015.10.07 21:26
ジーアイシュー
かなり進みましたね。
明日は空いてますので、是非行きたいですが・・・
・・・しかし、体が動くかどうか。
そちらに向かうだけは、向かってみます。
P891に届けば、機材を下ろすだけの手伝いだけでも出来ればと思います。
2015.10.07 23:05

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