えんど越え(荒谷越え)

えんど越えに再挑戦するも行き着かず(2015.10.15)

前々から行きたかったえんど越え(荒谷越え)の峠に再挑戦したが、結局行き着けなかった。この峠道については最近、地元山岳会の方々が整備されたとのことだったので、地図も持たずに出掛けたが、結局ルートが解らず徒労に終わった。市谷・荒谷の両方からアプローチしてみたが、途中でルートが解らなくなってしまった。特に荒谷からの峠道は間伐作業のため、元の峠道に新しい作業道が出来上がってしまい、以前来たときと様変わり。また、間伐作業のためにそこら中にピンクのテープや歩いた跡があり、全くルートが解らなくなってしまっていた。

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二又(蟹ノ目山とえんど越え分岐)の現状
えんど越えは市谷の人々が荒谷にあった東谷奥村の役場に通うために使われた山越えの道。大正時代まで使われたそうだから、90年ほどは使われていないことになる。その為、今回歩いてみたが峠道の痕跡は薄い(峠近くにはしっかりした道跡が残っているそうだが)。この近くにある大土集落から大杉村に至る鶴坂峠道同様、沢筋を遡る道だったようだ。



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えんど越え、市谷側入口
今回初めて市谷側からアプローチしてみた。その入口は九谷磁器窯跡から県民の森に向かうとすぐにあった。ここからしばらくは林道を歩くことになる。


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砕石場
しばらく行くと砕石場があった。砕石プラントは赤錆びており、今稼動しているのかどうかは不明。10年ほど前には大型ダンプが出入りしていたのを目撃しているが。


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沢沿いを歩く
その砕石場から更に奥に入って行くと、沢への入口があり、テープが結ばれてあったので、ここが入口に違いないとそこを入って行く。


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確かな踏み跡もあったが・・・
沢を渡渉し反対側の岸を歩いていると、明らかに道跡と思われる踏み跡もあったので、勇んで進んでいく。

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沢が分岐したところで断念
ここまでピンクのテープがあったが、沢が二つに分かれた辺りから、テープがなくなり、どちらに進んで良いか解らなくなった。家に帰って地図を見たところ、右の沢筋を進めばよかったようだ。地図を持って来なかったのを悔やむ。仕方がないので、こちら側からのアプローチを諦め、何度か歩いたことがある荒谷側に廻ってみることにした。

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追分(大土と大杉峠の分岐点)
県民の森廻りで荒谷に向かう。県民の森の受付で、この峠道のことについて聞いてみたが、知らないとのことだった。車で、立杉峠を越え、荒谷側へ。峠を降り切ったところから少し行ったところに道しるべがある。ここは大土に至る道と大杉峠を越え大杉に出る道との分岐点に当たり、追分となっている。ここには道しるべとともにお地蔵さんもあったから、元々、峠にあったお地蔵さんかもしれない。大杉峠には10年以上前に一度大杉のほうから登ったことがあるが、そこにはお地蔵さんがなかった。大土から大杉に至る峠道もあった。その峠は今では鶴坂峠との名称が一般的なようだがこちらも大杉峠と呼ばれていたようだ。その峠にも一度登ったことがある。

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道しるべ(左 大杉谷村を経て、新丸村に至る)
道しるべはその字体や風化の度合いから、それほど古いものではないようだ。昭和初期だろうか。

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道しるべ(右 大土を経て、大杉谷村に至る)

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蟹ノ目山登山口に至る林道入口
峠の荒谷側の入口は、蟹ノ目登山道入口と同じだ。東谷生活改善センターの駐車場に車を停めさせてもらって、歩き出す。最初は林道歩きだ。

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二又(蟹ノ目山登山口とえんど越え分岐)
林道を30分弱歩くと左に入っていく道がある。以前はただの草深い山道だったが、昔の峠道のルート上に、間伐作業のための新しい作業道が出来上がっていた。

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作業道終点
二又から10分チョイ歩くと作業道は終点となった。作業道が出来たために前回どこまで入り込んだかが全く解らなくなってしまった。その為、作業道終点から更に沢筋を遡ってみるしかない。

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そこら中にピンクのテープが・・・
作業道終点から先の山肌にある木も伐採されており、そこら中に足跡やピンクのテープが散在していた。それで、峠道のルートが全く解らなくなってしまっていた。

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はっきりした踏み跡もあったが・・・
そこら中歩き廻りそれらしい道跡を探す。

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ちゃんぎ原と書かれた標識も見つかったが・・・
すると、ちゃんぎ原と書かれた白い杭が倒れていた。はっきりした踏み跡もあったので、ここで間違いないと勇んで進んで行ったが、途中から踏み跡が散在していて、またルートが解らなくなった。間伐作業のため、あちこちにピンクのテープも下がっていて、全くルートが解らない。

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この辺りで引き返す
その後もそれらしいところを探索してみたが、時間もなくなってきたので、引き返すことにした。

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荒谷小学校校門跡
林道入口にある東谷生活改善センターに戻ってくる。ここは元荒谷小学校があった場所で、その名残の校門が残っていた。

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荒谷小学校跡地の説明板
説明板を見ると、ここには昭和47年まで学校があり、東谷奥村の子供達が通っていたそうだ。お隣の杉水峠は杉水の子供達の通学路に使われていたとのことだが、えんど越えは大正時代までしか使われていなかったそうで、通学路として使われていたとの話は聞かない。子供達が使うにはちょっと険し過ぎたのだろうか・・・


 


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.15 2015 峠歩き comment0 trackback0

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